オイルショックの時は
先進国経済は、オイルショックによりスタグフレーションに突入。1971年(昭和46年)のニクソン・ショックと重なり、戦後の世界経済の成長体制は破壊された。
また、日本では戦後、神武景気、岩戸景気などの高度成長はオイルショックをもって終わりを告げ、戦後経験したこともないマイナス成長の下で、新たな経済構造と、政策の転換再編成が求められることになった。
私はこの時、非石油エネルギー活用の模索のみではなく、「核燃料」と「化石燃料」が今後地球上で、生成されるかどうかについて調べてみました。その結果、核燃料も化石燃料も、今後地球上で生成されないこと、を知りました。
原子核燃料については原子の一部分ですが、星の中で核融合反応で生成されるものとされています。地球という星は核融合反応はしない静かな星なので、地球が生成されるとき、宇宙空間に浮遊していた核燃料物質を取り込んだけれど、今後は核燃料は地球では生成されません。
また、石油、石炭等の化石燃料は、古代の地球上で、植物が完全に腐敗分解する前に地中に埋もれ、そこで長い期間地熱や地圧を受けて変質(石炭化、石油化)したことにより生成した物質の総称であって、見方を変えれば植物の化石でもあるのですが、現在は多数の人類が地球上で生活しているので、古代のように地球上で植物が大量に繁茂すしたり、石油化する余地はないと思われます。したがって、今後化石燃料は生成されないと思われます。